シド・バレット他
本日の収穫(DU大宮店)
目玉はシド・バレットのこの箱
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シャムロックの99枚
その54『THE KINKS/MUSWELL HILLBILLIES』(71年)
71年にRCA移籍第1段としてリリースされたこのアルバム。当時のロック界の流れに逆行したノスタルジックな雰囲気のアルバムになっています。このイナタイサウンドは、聞けば聞くほど味がで出てきます。
飛行機嫌いのレイ・デイヴィスが、ロンドン〜ロサンゼルス間の機内で、収録曲を書き上げたというエピソードがあります。レイらしいエピソードですね。
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シャムロックの99枚
その53『KATE & ANNA McGARRIGLE』(75年)
このフレンチ・カナディアンSSWデュオを知ったのは、リンダ・ロンシュタットが歌った「ハート・ライク・ア・ホィール」の作者としてでした。(マリア・マルダーも彼女たちの作品を取り上げています。)
75年リリースのこのデヴュー・アルバムは、オールドタイム・ミュージックやジャズのミュージシャンも含めた豪華な伴奏陣をバックに、リラックスした二人の歌唱を聴くことができます。ノスタルジックでハート・ウォーミングな得難いアルバムですね。
それにしても日本盤のリリースが20年以上経ってからというのは、今更ながら残念なことですね。
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その52『JONI MITCHELL/LADIES OF THE CANYON』(70年)
ジョニ・ミッチェルを知ったのは、「青春の光と影」「サークル・ゲーム」「ウッドストック」などの作者としてでした。ですから、これらの作品のセルフ・カヴァーを収録した1枚目から3枚目のアルバムの私小説的な瑞々しさに魅力を感じています。
その中でも、3枚目のこのアルバムは、ジャケ、収録曲ともに一番好きです。ジョニは♪愛した男たちを輝きに変えて♪いくミュージシャンですね。
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シャムロックの99枚
その51『JOHN LENNON/IMAGINE』(71年)
私は、中学・高校時代は、ビートルズよりもストーンズ派でしたので、ビートルズは後追いでした。ですからビートルズ関連で一番ターンテーブルに乗ったのが『イマジン』でした。
このアルバムを聴いて、ジョンがポールに負けないメロディ・メイカーであることに気づきました。「イマジン」「ジェラス・ガイ」「オー・マイ・ラヴ」「オー・ヨーコ」と名曲の宝庫です。
無人島アルバムの候補ですが、ヨーコへの思いが切なすぎて、無人島に持って行くのは辛いですね。
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その50『IT’S A BEAUTIFUL DAY/IT’S A BEAUTIFUL DAY』(69年)
いよいよ折り返し点に入りました。(?)ロック界最高のジャケの登場です。50年以上も見とれ続けています。
音の方も時代を反映したサイケデリックなヴァイオリンの音色と幻想的なハーモニーに魅せられます。崖の上で永遠を見つめる少女か空駆ける白い鳥になった幻覚に襲われます。
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その49『IAN TAMBLYN/IAN TAMBLYN』(76年)
このアルバムをはじめて聴いたのは、新宿のロック・バー「ハートフォード・カフェ」でした。事前に自分たちがつくっていたミニコミ音楽誌を送っていたため、マスターは私の好きそうな、しかも私が聴いたことのないレコードをかけてくれました。このお店では、いつも新たな発見がありました。
カナダのSSWイアン・タンブリンのセカンド・アルバム『イアン・タンブリン』は、1曲目の「ザ・グライダー」を聴いただけですぐに好きになりました。カナダの大自然を思い浮かべるような、優しく美しい歌声とメロディーは、私の好みのタイプでした。また、ひとり好みのSSWが出来ました。
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シャムロックの99枚
その48『GRAM PARSONS/GRIEVOUS ANGEL』(74年)
フライング・ブリトウ・ブラザーズを首になったグラム・パーソンズが、エミルー・ハリスという最愛のパートナーを得て、リリースした2枚のソロ・アルバム。
どちらも素晴らしいが、エミルーとのデュオ・アルバムの様相を呈してきたセカンドの美しさは堪らない。グラムの早逝が残念でなりません。
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