23日に開催した第3回レコード・コンサート「ワイト島音楽フェスティバル」には、シャムロックらしく埼玉、茨城、群馬、栃木から来られたお客様とともに、ブッチ・キャシディ氏のナビゲーションにより、1970年にタイムスリップするレコード・コンサートとなりました。
当日紹介したレコードは、次のとおりです。
? 『テイスト/ワイト島フェスティバルLIVE盤』
? 『ドアーズ/ドアーズ』
? 『シカゴ/シカゴの軌跡』
? 『フリー/フェースト』
? 「プロコル・ハルム/ホンブルグ」
? 『ジェスロ・タル/アクアラング』
? 『ジョニ・ミッチェル/レディース・オブ・ザ・キャニオン』
? 『レナード・コーエン/哀しみのダンス』
? 『k.d.ラング/ヒムズ・オブ・ザ・フォーティナインス・パラレル』
? 『ムーディー・ブルース/童夢』
? 『エマーソン・レイク&パーマー/タルカス』
? 『ジミ・ヘンドリックス/ワイト島ライブ盤』
? 『マイルス・デイヴィス/ワイト島ライブ盤』
? 『マイルス・デイヴィス/ビッチェズ・ブリュー』
JUGEMテーマ:No Music, No Life
ハンク・ウイリアムスのトリビュート・アルバム、このタイトルは、見事にハンクの音楽を表しています。
ハンクをリスペクトするミュージシャンたちが集結して、2001年にレコーディングした『タイムレス』には、ボブ・ディラン、キース・リチャーズ、ジョニー・キャッシュ、マーク・ノップラーなどのゴキゲンなカヴァーが収録されています。中でも、エミルー・ハリスとルシンダ・ウイリアムスの二人が参加しているのが嬉しいです。
エミルーが取り上げた「ALONE AND FORSAKEN(見捨てられて)」は、ハンクの生前にはオフィシャル化されなかった作品です。ハンクの大ファンだというエミルーが、切々と歌い上げています。
一方のルシンダ・ウイリアムスは、大ヒット・ナンバー「コールド・コールド・ハート」をカヴァーしています。ルシンダは、堂々とした歌いっぷりで、聴くものをルシンダ・ワールドへ誘います。
? 『Hank Williams / TIMELESS』(2001年、国内盤)
? 『Hank Williams / TIMELESS』(2001年、EU盤)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
先日、お店で話題になったヌスラット・ファテ・アリ・ハーンですが、92年3月の新宿厚生年金会館ホールの公演に行っていました。その後、92YOKOHAMA WOMADでの9月5日のステージも観ています。
当時、中村とうようさんの一押しのアーティストでした。カッワーリは、パキスタンとインドで行われるイスラム教の礼拝音楽です。ヌスラットが発する強靭な声とグループ全員のハンド・クラッピングによる躍動的なビートは、強力なインパクトで迫ってきました。
CDを棚から引っ張り出したら8枚もありました。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
5日に北浦和DUで手に入れたCD『DETTY KURNIA / TONG SOLOGOTO』を機に、デティ・クルニアを聴いています。
デティは、ポップ・スンダの女王と呼ばれています。ジャワ島西側のスンダ地方、その文化をバックにスンダ語で歌われるポップスがポップ・スンダです。
キュートな歌声のデティのバックには、シンセ、ギター、ベース、ドラムスの他に、クンダン(タイコ)やスリン(竹笛)などの民族楽器が使われ、チャンプルーな音色を奏でています。日本盤には、久保田麻琴氏がプロデューサーとしてかかわっています。
? 『デティ・クルニア/ボンチェン・ドン』(83年)
? 『ほほえみを私に(KA ABDI)』(85年)
? 『Detty Kurnia / TONG SOLOGOTO』(86年カセット・テープ)
? 『ラユンガン』(88年)
? 『トン・ソロゴト』(90年)
? 『ダリ・スンダ』(91年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
5日北浦和DUで入手した標記アルバムは、74年リリースのコンピレーション盤で、64年のデイヴィ・グレアムとのデュオから74年のエッチンガム・スティール・バンドまでの時期の音源が14曲収録されています。
特に『No Roses』(71年)や『Morris On』(72年)などシャーリーがバンドをバックに歌っていた時期の作品が数多く収録されています。
姉のドリー・コリンズをはじめ、リチャード・トンプソンなどのフェアポート勢やバリー・ドランスフィールド、ジョン・カークパトリック、マディ・プライア、ニック・ジョーンズなどの名前を見ただけで、アルバムの素晴らしさが伝わってきます。心地よい1枚です。
JUGEMテーマ:アナログ
]]>
(スルタンハイ)
? 『喜多郎/シルクロード天竺』
? 『サンタナ/キャラバンサライ』(72年)
(エフェス)
? 「ポール・モーリア・オーケストラ/エーゲ海の真珠」(70年)
(第1ボスポラス橋)
? 「庄野真代/飛んでイスタンブール」(78年)
? 「ムーンライダーズ/イスタンブール・マンボ」(77年)
(ボスポラス海峡クルーズ)
? 「渡辺真知子/かもめが翔んだ日」(78年)
(ユスキュダル(ウスクダラ))
? 「江利チエミ/ウスクダラ」(54年)
? 「江利チエミ/串かつソング(シシ・カバブ)」(57年)
? 「ムーンライダーズ/ウスクダラ」(77年)
(トルコ)
? 『Oriental Music? TURKEY』
JUGEMテーマ:No Music, No Life
スティール・ドラムの音色を最初に聴いたのは、『ヴァン・ダイク・パークス/ディスカヴァー・アメリカ』(72年)でした。難解だった前作の『ソング・サイクル』(68年)に比べてわかりやすく、一度聴いただけで虜になってしまいました。
一時期、レコードからCDに切り替えたのに、再び、レコードを聴くようになったのは、『アル・スチュアート/ラブ・クロニクルズ』と『ヴァン・ダイク・パークス/ディスカヴァー・アメリカ』(72年)のCDが手に入らなかったからでした。
パークスは、前年の71年に『エッソ・トリニダード・スティール・バンド』をプロデュースし、バンドを前面バックアップしています。アメリカから漂流してきたドラム缶を使ってつくられたスティール・ドラムは至福の音色を奏で、まるで天国の調べのようです。産業廃棄物からこんな美しい音楽が生まれるなんて耳を疑ってしまいます。
そんなバンドが、67年にリリースした2枚のアルバムが、2in1CDになっていました。『CALYPSO CHRISTMAS』は、おなじみのクリスマス・ナンバーを迫力あるスティール・ドラムで演奏し、意外な相性の良さを発揮しています。
『ON TOUR』は、当時のポップ・ナンバーをひたすらハッピーに演奏しています。貴重な音源を“OLDAYS RECORDS”のカタログから見つけ入手しました。
?のようなノー天気なバンドもあります。
? 『THE ESSO TRINIDAD STEEL BAND』(71年)
? 『VAN DYKE PARKS / DISCOVER AMERICA』(72年)
? 『THE ESSO TRINIDAD STEEL BAND / CALYPSO CHRISTMAS』(67年)
? 『THE ESSO TRINIDAD STEEL BAND / ON TOUR[』(67年)
? 『THE SHRINE CLOB OF PUERTO RICO STEEL BAND』
JUGEMテーマ:No Music, No Life
2月13日、大宮での帰り道に立ち寄ったDUで入手しました。多分持っているだろうなと思いながらGETして正解でした。持っていたのは、CDでした。
若き日のスウォーブリックが主役のインスト・アルバムです。スウォーブのフィドルとマンドリンをメインにギターのみという最低限のバックで主役を際立たせています。まさに名盤です。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
ティファナ・ブラス4作目のこのアルバムは、65年にリリースされ、全米ナンバー・ワンに輝いた作品です。全米7位のヒット・シングル「蜜の味」のほか、『オールナイトニッポン』のテーマ曲「ビタースィート・サンバ」が収録されています。イントロを聴いただけで、青春時代にタイム・スリップしてします胸キュン・ソングです。名盤です。
さて、このアルバム、クリームまみれの美女が印象的で、数々のパロディ・ジャケットを生み出しています。
そのうちの1枚が、『PAT COOPER / SPAGHETTI SAUCE & OTHER DELIGHTS』です。アメリカのコメディアンがスパゲッティにまみれていますが、触手が伸びないジャケットですね。A面には漫談が収録されている迷盤です。
? 『HERB ALPERT’S TIJUANA BRASS / WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS』(65年)
? 『PAT COOPER / SPAGHETTI SAUCE & OTHER DELIGHTS』(67年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
他のGSのようなアイドル路線でなく玄人受けするバンドでした。当時、「あなたが欲しい」や「アリゲーター・ブーガルー」がヒットしましたが、レコードを手に入れるまでには至っていませんでした。
今では中古レコード店でもレコードを見ることはありませんでしたが、数年前にCDを何枚かとレコードを1枚手に入れました。オリジナルもカヴァー曲も魅力的です。今更ながら注目のバンドになりました。
? 『ザ・ハプニングス・フォー/クラシカル・エレガンス』(69年)
? 『ハプニングス・ア・ゴーゴー』(2005年)
? 『決定版!R&Bベスト16』(71年)
? 『決定版!R&Bベスト16+3』(2008年)
? 『GSオリジナル・ストック3』
JUGEMテーマ:No Music, No Life
この画像を見て“オー!”と思った人、私と同じ過ちを犯しています。ジャケットを見てどれがジーン・クラークかと探しても見つかりません。残念ながらこのレコード、ジーン・クラークとは縁もゆかりもありません。
それにしても紛らわしいバンド名ですが、RCAビクター系列のコルジェム・レーベルがモンキーズに継ぐバンドとして売り出そうとしたようですが、キャッシュ・ボックス誌ランキングで69位程度だったようです。若い男性5人組で、ウエストコーストのバンドらしい爽やかな歌を聴かせてくれます。
画像3からは、1月3日御茶ノ水での収穫です。
? 「LEWIS AND CLARK EXPEDITION / I FEEL GOOD(I FEEL BAD)」
? 『THE FANTASTIC EXPEDITION OF DILLARD & CLARK』(68年)
JUGEMテーマ:アナログ
英国フォーク界の至宝シャーリー・コリンズ、アナログ盤は結構な値段が付けられていてなかなか手が出ません。時々リーズナブルな値段で出ていると必ず入手します。昨年暮れに北浦和で見つけた?もすぐに入手しました。
『The Power of the True Love Knot』は、68年にリリースされた比較的初期の音源です。姉のドリーがflute-organやdulcimerなどの演奏とarrangementsで参加しており貢献大で、実質的に姉妹のデュオ・アルバムとなっています。
プロデュースは、ジョー・ボイドが担当し、マイク・ヘロンとロビン・ウイリアムソンがゲスト参加し、3曲で演奏しています。「Just As The Tide Was Flowing」は、アルビオン・カントリー・バンドの『No Roses』で再演しています。
このアルバムもシャーリーの他のアルバム同様、凛とした歌声が際立つ美しいアルバムです。シャーリーに外れなし。
? 『Shirley Elizabeth Collins / False True Lovers』(1960年)
? 『Shirley Collins / The Power of the True Love Knot』(1968年)
? 『Shirley & Dolly Collins / Anthems in Eden』(1696年)
? 『Shirley & Dolly Collins / Love, Death and the Lady』(1970年)
? 『Shirley Collins and the Albion Country Band / No Roses』(1971年)
? 『Shirley Collins / A Favourite Garland』(1974年)
? 『Shirley Collins / Amaranth』(1976年)
? 『Shirley Collins / Lodestar』(2016年)
? 『Shirley Collins / Heart’s Ease』(2020年)
JUGEMテーマ:アナログ
新年あけましておめでとうございます。今年の聴きはじめは、昨年暮れにやっと手に入れたサンディ・デニーのファースト・ソロ『ザ・ノース・スター・グラスマン・アンド・ザ・レイヴンス』のアナログ盤です。
盟友リチャード・トンプスンやフォザリンゲィのメンバーをバックに、サンディの凛々しい歌声が収録されています。サンディの代表曲となる「LATE NOBEMBER」や「JOHN THE GUN」が収録されたサンディの最高傑作です。
JUGEMテーマ:アナログ
9月に行ったレコード・コンサート“ウッドストック編”に続いて、2回目のレコードコンサー“箱根アフロディーテ編”を、12月24日に行いました。
1971年8月に箱根芦ノ湖畔で開催された日本初の野外ロック・フェスティヴァル『箱根アフロディーテ』。この伝説のロックフェスを若き日に体験したブッチ・キャシディとj.k.nolenが、ヘッドライナーのピンク・フロイドの奇跡的なパフォーマンスをはじめとして、国内外の参加アーティストの演奏を辿りながら当時の熱狂と興奮を振り返りました。
クリスマス・イブにも関わらず、多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
当日かけたレコード
? 『フライド・エッグ/グッバイ・フライド・エッグ ライブ盤』
? 『ハプニングス・フォー/決定版!R&Bベスト16』
? 『モップス/1969−1973』
? 「1910フルーツガム・カンパニー/サイモン・セッズ」
? 「トレイン」
? 「バフィー・セント・メリー/サークル・ゲーム」
? 『ピンク・フロイド/ウマグマ』(69年)
? 『原子心母』(70年)
? 『おせっかい』(71年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
レコード市場の評価は、需要と供給の関係で決まってくるという認識を持っています。良いレコードが高くて、良くないレコードが安いということがレコード市場には通用しません。
ではサンドパイパーズの日本での評価はどうでしょうか。当時それほど売れたという記憶がないのに100円コーナーや200円コーナーで良く見かけます。ということは日本での評価が低いということではないでしょうか。けれども中学生の頃からソフト・ロックやハーモニーの美しいグループが好きだった私は、今でもサンドパイパーズを見つけると入手しています。
先日も『today / the sandpipers』を入手しました。このアルバム、ジャケットは彼らのセカンド・アルバム『The Sandpipers』のジャケットを使い回ししていますが、どうやら日本編集盤のようです。ジャケットだけでも十分魅力があります。
ハーブ・アルパートに見出されてA&Mからデビューしたサンドパイパーズは男性3人組、聖歌隊出身らしく美しいハーモニーと、スペイン語で歌うラテン・テイストを売りにしたグループです。
プロデューサーは、トミー・リピューマ、アレンジャーは、ニック・デ・カロやペリー・ボトキンJRなどが参加し、3人を支えています。3人ともビートルズのファンを公言しており、アルバムには必ずビートルズ・ナンバーが収録されており、時々スペイン語・ヴァージョンを披露しています。そんなところも、このグループに魅力の一つです。
当時は、レターメンやヴォーグス、アソシエーション、タートルズなど、ソフト・ロックの全盛期でした。
? 『THE SANDPIPERS / GUANTANAMERA』(66年)
? 『Softly』(68年)
? 『Spanish Album』(69年)
? 『Today』(71年)
? 『GREATEST HITS』(70年)
? 『GOLDEN PRIZE』(71年)
JUGEMテーマ:アナログ
久しぶりにハリス・アレクシーウのCDを入手しました。
今回手に入れたアルバムは『HARIS ALEXIOU / ANTHOLOGY』で、ギリシャの女性シンガー、ハリスのファースト・アルバム(75年)から2004年までのヒット曲を中心に収めた2枚組ベスト・アルバムです。しかも新曲が2曲収録されています。
幅広い音楽性を持ったハリスが、カナダのSSWロニーナ・マッケニットの作品を歌う「ネフェリコのタンゴ」は、ロニーナのヴァイオリンも入って、ケルト風味を醸し出しています。
ギリシャの老若男女に愛され続けるハリスの凛とした歌声は、健在です。
? 『HARIS ALEXIOU / ANTHOLOGY』(2004年)
? 『祈りをこめて』(92年)
? 『永遠の想い』(94年)
? 『ネフェリス通りにて』(95年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
フェイルーズのCDをまた1枚見つけました。『THE EARLY PERIOD OF FAIRUZ』というタイトルで、フェイルーズの若き日の名唱を、故中村とうようさんが選曲・解説しています。1950年代ベストの音源が収録されていて、貴重な1枚と言えます。
ワールド・ミュージックがブームだった時代にも思っていましたが、日本の音楽愛聴者は本当に恵まれていると思います。日本という小さい島国にいながら、世界中のポピュラー・ミュージックが聴けるのですから。
? 『Fairuz / The Early Period of Fairuz』(2011年リリース、1950年代の音源)
? 『Fairuz / Yesed Sabahak』(2002年リリース、1950年代後半の音源)
? 『MAARIFTI』(87年)は、日本語タイトル『愛しきベイルート』でリリースされ、戦乱の続く祖国レバノン、そしてベイルートへの熱い想いが胸をうつと評判になりました。
? 『MAIS EL RIM』(75年)
? 『Christmas Concert』(88年)
? 『Fairuz in Concert at The Olympia-paris』(88年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
JUGEMテーマ:No Music, No Life
91年8月30日、横浜WOMADでのポーグスのステージが眼に浮かびます。ステージの中央でボトルを抱えて歌っていたシェイン。ティン・ホイッスルやバンジョー、アコーディオンなどをフィーチャーした独特のサウンドはケルティック・パンクと呼ばれ唯一無二の存在でした。シェインを偲びながらCDを聴いています。
? 『The Pogues / Red Roses for Me』(84年)
? 『Rum Sodomy & the Lash』(85年)
? 『If I Should Fall from Grace with God』(88年)
? 『Peace and Love』(89年)
? 『Hell’s Ditch』(90年)
? 『Waiting for Herb』(93年)
? 『The Best of The Pogues』(91年)
The Dublinersと共演した「The Irish Rover」収録
? 『The Ultimate Collection』(2005年)
2001年のライブ音源収録
? 『30:30:The Essential Collection』(2013年)
? 『Shane MacGowan and the Popes / The Snake』(94年)
? 『The Song with No Name』(94年)
? 『Shane MacGowan / You’re The One』(95年)
Sinead O’Connorとのデュエット曲「HAUNTED」収録、タイトル曲はMaire Brennanとのデュエット
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
? 『PINK FLOYD / ATOM HEART MOTHER』(70年)
? 『MEDDLE』(71年)
? 『THE DARK SIDE OF THE MOON』(73年)
JUGEMテーマ:アナログ
セーンジャーは内モンゴル出身の音楽家でモンゴルの民族楽器の馬頭琴を演奏します。
その音色は、モンゴルの大地を走り抜ける風のような美しい音色です。
私も以前、コンサートでその音色を聴いてとりこになりました。
チンギスハーンの時代に戦場で演奏されていた馬頭琴がイタリアへ渡り、チェロやヴァイオリンなどの弦楽器が生まれたといいます。なんともロマンを感じさせる楽器です。
?『セーンジャー/永遠』
?『あなたへ』
?『駿馬の如く』(2015年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 『PINK FLOYD / A SAUCERFUL OF SECRETS』(68年)
? 『MORE』(69年)
? 『UMMAGUMMA』(69年)
JUGEMテーマ:アナログ
昨日、熊谷のモルタル・レコードでソウル・フラワー・ユニオンの中川敬さんとSSWのリクオさんのライブ『うたのありか2023』に行ってきました。モルタル・レコードのライブは、レコード店の2階がライブ会場で、20人も入ればいっぱいになってしまいます。憧れの中川敬さんを近くで見られると期待して行きました。
結果は期待以上でした。相方のリクオさんの歌もピアノも魅了的でファンになってしまいました。二人は自身のオリジナルを中心に、ソロ・コーナーも設けてのパフォーマンスでしたが、中川さんのザ・バンドやキンクスのカヴァーも魅力的でした。会場も一体となって盛り上がり、およそ3時間も長さを感じさせませんでした。
アンコールでは、「満月の夕」も聴けて最高の夜でした。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
ドノヴァンも好きなSSWです。7インチ盤も見つけると入手していますが、なかなか見かけません。けれども名曲揃いです。
?は、映画『夜空に星があるように(Poor Cow)』の主題歌ですが、他にもドノヴァンの曲が2曲使われています。映画も名作です。
?では、ドノヴァンの愛称を持っていた加藤和彦氏がライナーを書いています。
?のB面に収録されている「さまようイーンガスの歌」は、ドノヴァンが尊敬するアイルランドの詩人W.B.イエーツの詩にドノヴァンがメロディを付けて歌っています。
画像1
? 「ドノヴァン / 霧のマウンテン」(67年)
? 「ジェニファー・ジュニパー」(68年)
? 「プア・カウ」(68年)
? 「ラレーニア」(68年)
画像2
? 「悲しみのシーリア」(70年)
? 「ドノバンの4つの贈り物」(67年)
画像3
『『夜空に星があるように(Poor Cow)』(67年イギリス映画、監督:ケン・ローチ)
JUGEMテーマ:アナログ
今日は、高校時代に仲間内で人気者だったSSWキャット・スティーブンスの盤を紹介します。
初期のアルバムからのシングル・カット?やコンパクト盤??は、名曲揃いです。
72年9月のキャットの初来日は、友人のチケットを持っていたため、遅刻した友人を受付で待ちぼうけ、コンサート会場のに途中から入って集中出来なかった苦い記憶があります。
画像1
? 「キャット・スティーヴンス / ピース・トレイン」(71年)
? 「オー・ベリー・ヤング」(74年)
? 「アナザー・サタディ・ナイト」(74年)
? 「愛」(75年)
画像2
? 「雨に濡れた朝」(72年)
? 「人生はさすらい」(73年)
]]>今日は、私の大好きなSSWアル・スチュアートの盤を紹介します。
エピック時代の??を入手した時は嬉しかったです。恋人との別れを歌った?では、リック・ウエイクマンのドラマティックなピアノがフィーチャーされています。
画像1
? 「アル・スチュアート / スペインからの便り」
? 「知りもしないで」
? 「スペインからの便り」(77年)
画像2
? 「タイム・パッセージ」(78年)
? 「ラジオを聴いて」(79年)
? 「シェイク・イット」(79年)
? 「ミッドナイト・ロックス」(80年)
JUGEMテーマ:アナログ
今日は、お気に入りのmaleSSWたちの盤を紹介します。奇遇にも全員アメリカのSSWです。
画像1
? 「アーロ・ガスリー / アリスのロックン・ロールレストラン」
? 「ジェイムス・テイラー / フォール・ダウン」(74年)
? 「ポール・ウィリアムス/ 共に捧げる詩」(74年)
? 「ジェリー・ジェフ・ウォーカー / ミスター・ボージャングル」(77年)
画像2
? 「ランディ・ニューマン / ショート・ピープル」(77年)
? 「VAN DYKE PARKS / Dreaming of Paris」(2011年)
? 「MURRAY McLAUCHLAN / DOWN BY THE HENRY MOORE」(74年)
? 「ポール・パリッシュ / ロックン・ローリン・スター」(78年)
画像3
? 「マイケル・フランクス / アントニオの歌」(77年)
? 「ショーン・フィリップス / 8,500年戦争」(72年)
? 「サミー・ジョーンズ / シェヴィー・ヴァン」(75年)
? 「STEVE FORBERT / THE OIL SONG」(79年)
JUGEMテーマ:アナログ
最近、?と?を手に入れたので、アイリッシュやブリティッシュ、ケルト関連の7インチ盤を引っ張り出して聴いています。見つけた時はどの盤も嬉しい盤でしたが、特に嬉しかったのは?、若き日のD・スォブリックが加わったイアン・キャンベル・フォーク・グループがディランをカヴァーしています。一番驚いたのは?、まさかブルトン・トラッドの雄アラン・スティーヴェルの国内版シングルが出ているとは、目を疑いました。
画像1
? 「SHIRLEY COLLINS / ENGLISH SONGS VOLUME 2」(2015年)
? 「ANNE BRIGGS / THE HAZARDS OF LOVE」(2014年)
? 「THE IAN CAMPBELL FOLK GROUP / THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN’」
? 「MARTIN CARTHY AND DAVE SWARBRICK / NO SONGS」(67年)
画像2
? 「FAIRPORT CONVENTION / MEET ON THE LEDGE」(87年)
? 「CONTINENTAL DRIFTERS / MEET ON THE LEDGE」(87年)
? 「FAIRPORT CONVENTION / WHITE DRESS」(75年)
? 「INCREDIBLE STORING BAND / AT THE LIGHTHOUSE DANCE」(73年)
画像3
? 「THE CHIEFTAINS / バリー・リンドン愛のテーマ」
? 「ALAN STIVELL / ケルティアからの便り」(72年)
? 「CLANNAD / イン・ア・ライフタイム」(86年)
? 「SINEAD O’CONNOR / 愛の哀しみ」(90年)
画像4
? 「U2 / I STILL HAVEN’T FOUND WHAT I’M LOOKING FOR」(87年)
? 「HOTHOUSE FLOWERS / EASIER IN THE MORNING」(88年)
? 「THE CRANBERRIES / DREAMS」(92年)
? 「PAUL BRADY / PARADISEIS HERE」(87年)
画像5
? 「STEELEEYE SPAN / GONE TO AMERICA」(81年)
? 「TIM HART AND FRIENDS / THE DRUNKEN SAILOR」(83年)
? 「THE CORRS / WHAT CAN I DO」(99年)
JUGEMテーマ:アナログ
次作の?『EACH LITTLE THING』(98年12月)では、アルタンと共演しており、アイリッシュ・トラッドとの相性の良さを証明しています。
? 『ソウル・フラワー・ユニオン/宇宙フーテン・スイング』(97年)マキシ・シングル
? 『ソウル・フラワー・ウィズ・ドーナル・ラニー・バンド/マージナル・ムーン』(98年)ミニ・アルバム
? 『ソウル・フラワー・ユニオン/イーチ・リトル・シング』(98年)マキシ・シングル
福島で聴いていました。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
そのユニットから3枚のアルバムが誕生しました。
? 『アジール・チンドン』(95年)
? 『レヴェラーズ・チンドン』(97年)
? 『デラシネ・チンドン』(2006年)
これらのアルバムに収録されたナンバーは、?戦前のはやり歌、労働歌、ヤマト民謡、
?ヤマト・コリア・ウチナー・アイヌの民謡、革命歌、労働歌、壮士演歌等々、さまざまな歌が収録されています。ライヴを続ける中で、レパートリーはどんどん増えていったそうです。その1曲1曲が、胸に迫ってくるナンバーです。
福島で聴いていました。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
7インチ盤を引っ張り出してみました。「ブラック・マジック・ウーマン」と「哀愁のヨーロッパ」は、リアルタイムで入手しました。
JUGEMテーマ:アナログ
]]>
? 『オリジナル盤による懐かしの針音/笠置シヅ子』(85年)
? 『笠置シヅ子全曲集』(92年)
? 『SP盤復刻による懐かしのメロディ/笠置シヅ子』(98年)
? 『服部良一〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜』(2007年)
井上陽水、さだまさし、一青窈、山崎まさよし、布施明、森山良子、小田和正などによるトリビュート・アルバム
? 『パーシー・フェイス/服部良一・郷愁のメロディー』
パーシー・フェイスの来日記念盤で、パーシーがアルバム1枚まるごと服部作品を取り上げています。(ちなみに4チャンネル・レコードです)
? 『雪村いづみ&スーパー・ジェネレイション』(74年)
服部良一の作品を雪村いづみがキャラメル・ママをバックに歌う名盤中の名盤です。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
テーマは“愛と平和のレコード・コンサート「ウッドストック編」”です。
ナビゲーターは、ブッチ・キャシディJr.氏、氏の青春時代のエピソードを交えながらの音源紹介は、同年代の我々には青春時代へのタイムスリップを誘い、若い世代には良き時代への憧れを抱かせたのではないでしょうか。
取り上げた主なアーティストは、ザ・バンド、CSN&Y、ジャニス・ジョプリン、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、テン・イヤーズ・アフター、サンタナ、ザ・フー、ジョー・コッカー、CCR、ジミ・ヘンドリックス
画像は紹介順に掲載しました。
JUGEMテーマ:アナログ
チーフタンズその3
『the Chieftains5』(75年)
1975年3月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで初公演を行ったチーフタンズは、6,000人分のチケットがソールド・アウトになります。この大成功に自信を付けたメンバーは兼業ミュージシャンを卒業し、プロのミュージシャンとして活動することを決意します。
メンバー7人全員がプロのミュージシャンとなったチーフタンズは、5枚目のアルバムを1975年にリリースします。メンバーは、前作と同じラインアップですが、たまたま通りで出会った旧友のロニー・マクシェーンが骨の打楽器bonesでゲスト参加しています。
アルバム・カバーにはメンバーの楽器写真が採用され、裏ジャケのクラダ・リングの中にメンバーの写真が使われています。メンバーの表情からはプロのミュージシャンとして再スタートに臨む心意気が感じられます。
このアルバムでもベルが大活躍、古代アイルランドに起源がる弦楽器チョンパンを演奏したり「ザ・チョンパン・リール」、ブルターニュの木管楽器ボンバルトに似せたオーボエを演奏したり「ブルターニュ・チューン」とマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。
改めてバンド・メンバーを見ると、パディ・モローニがイーリアン・パイプとティン・ホイッスル、ショーン・ポッツがティン・ホイッスル、マイケル・タブリティがフルートとコンサルティーナ&ティン・ホイッスル、ショーン・ケーンとマーティン・フェイがフィドル、デレク・ベルが、ハープとオーボエ&timpan、パダー・マーシアがバウロンとボーンとこれだけのメンバーと楽器が揃ってのアンサンブルは見事とした言いようがありません。
『BARRY LYNDONオリジナル・サウンドトラック盤』(75年)
チーフタンズは、スタンリー・キューブリック監督から直々の依頼で、映画『バリー・リンドン』(75年)に楽曲を提供しました。1975年に公開されたこの作品は、アカデミー賞最優秀編曲賞などを受賞し、チーフタンズの名前も一躍、世界に知られることになりました。
18世紀前半、アイルランドからイングランド、さらにヨーロッパ大陸へと舞台を移しながら、アイルランドの農家に生まれたバリーが、結婚によって貴族の仲間入りをし、やがて戦争に巻き込まれていくドラマが描かれています。採用された音楽は、ヘンデル、モーツァルト、シューベルト、ヴィヴァルディ、バッハなどのクラシック音楽とともに、チーフタンズが演奏するアイルランドのトラッド・ナンバーが3曲採用されています。
ショーン・オ・リアダ作の「WOMEN OF IRELAND(アイルランドの女)」はチーフタンズの演奏とデレク・ベルのハープ・ソロが1曲づつ採用され、もう1曲トラッド・ナンバーの「THE SEA-MAIDEN(海の乙女)」がクラシック曲の中にあって違和感なく採用されています。
JUGEMテーマ:アナログ
チーフタンズその2
『the Chieftains3』(71年)
チーフタンズ3枚目のアルバムは、1971年にリリースされました。メンバーは、セカンド・アルバムと同じラインアップですが、初めてメンバーの写真がアルバム・カバーに採用されました。当時のメンバーの年齢は20代後半から30代前半のはずですが、どうみてもおじさんバンドに見えます。
アルバムは、前作同様、イーリアン・パイプやフィドル、ティン・ホイッスル、フルート、バウロンが躍動するダンスナンバーが収められています。特徴的なことは、ゲストのパット・キダルフのリルティング(口三味線)です。メロディを楽器のように口ずさみ、ユニークなナンバーに仕上げています。それにしてもゲール語のタイトルは読めないですね。「An Raibh Tu ag an gCarraig?」の日本語タイトルは「あなた「ザ・ロック」にいたの?」になっています。
チーフタンズは、1972年に初のアメリカ公演を行っています。チーフタンズは確実に支持層を広げ、ストーンズのメンバーやマリアンヌ・フェイスフルがファンを公言していました。ニューヨークで行われたたった1回の公演には、ジョン・レノンとヨーコ夫妻も顔を見せていました。
『the Chieftains4』(74年)
1973年には、モローニの生涯の盟友となるデレク・ベルがバンドに加入しました。ベルのハープはバンドに欠かせない存在となっていきます。ベルを迎えてレコーディングされた『the Chieftains4』は、初期の代表作となりました。
アルバム中の白眉は、ショーン・オ・リアダの曲をモローニが見事に編曲した「アイルランドの女たち」です。哀愁に満ちたそのメロディは、負けの連続だったアイルランドの哀しみの歴史を表しているようです。この曲は、後にキューブリック監督の映画『バリー・リンドン』で使われています。
「キャリクファーガス」は、ヴァン・モリスンとの共演アルバム『IRISH HEARTBEAT』(88年)では、モリスンの歌で聴くことができます。「チェリッシュ・ザ・レディース」というジグ・ナンバーは、後にアイリッシュ系アメリカ人の女性6人組のグループを誕生させます。その名もズバリ“CHERISH the LADIES”です。ベルの加入により、バンドは新境地を扉を開けることになりました。
アルバムのライナー・ノーツをピーター・セラーズと共にブレトン・トラッドの盟主アラン・スティーヴェルが書いているのが嬉しいです。
画像4 チェリッシュ・ザ・レディースのアルバム
JUGEMテーマ:No Music, No Life
“クラダ・レコード名盤シリーズ”から初期チーフタンズのアルバム10タイトルがリマスター・リリースされました。10枚全部ほしいところですが、年金生活者の身、サイフと相談してレコードもCDも持っていない3枚を入手しました。
? 『ザ・チーフタンズ/ザ・チーフタンズ4』(73年)
? 『ザ・チーフタンズ/ザ・チーフタンズ4』(81年)
? 『イヤーズ・オブ・ザ・フレンチ』(83年)
この機会にデビュー・アルバムから聞き返そうと思いましたが、50年を超える膨大な音源には気が遠くなりそうです。
? 『ザ・チーフタンズ1』(63年)
1963年にリリースされたロック・アルバムは、『ザ・ビートルズ/プリーズ・プリーズ・ミー』(デビュー・アルバム)、『ビーチ・ボーイズ/サーフィン・USA』(セカンド)、『ボブ・ディラン/フリー・ホイーリン』(セカンド)、翌年64年には、ザ・ローリング・ストーンズ/ザ・ローリング・ストーンズ』(デビュー)がリリースされています。まさにロック・レジェントたちの黎明期に時を同じくして誕生したのが、ザ・チーフタンズでした。
もとは、作曲家のショーン・オ・リアダが結成したキョールトリ・クーランのメンバーだったパディ・モローニがメンバーを集めて結成したバンドです。パディのイーリアン・パイプ、ティン・ホイッスルをはじめ、フルート、コンサルティーナ、フィドル、バウロンなどによって厳かに演奏されるダンス・ナンバーによってチーフタンズの幕が開けられました。
最後のメドレー曲の「ラキッシュ・パディ」は、フェアポートが『リージ・リーフ』で演奏しています。
? 『ザ・チーフタンズ2』(69年)
しかしセカンド・アルバムのリリースまでには、5年の歳月を要しました。音楽専業での活動は厳しく、メンバーは他の仕事をしながらの活動でしたが、パディのバンドへの情熱は衰えず、新たなメンバーを二人加えて6人編成で録音に臨みました。1作目と比べてセカンドのバンド・サウンドは、よりカラフルな方向に進んでいます。メドレー曲の中の「AN MHAIGHDEAN MHARA(人魚)」は、後に映画『バリー・リンドン』で使われています。
(??は、山岸伸一さんの文を参考にさせていただきました。)
? 画像4 1959年創業のクラダ・レコード(ダブリン)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
「IT’S A BEAUTIFUL DAY / HOT SUMMER DAY」(70年)
毎日の挨拶がわりになった「暑いね」をタイトルにしたようなナンバー「HOT SUMMER DAY」は、大好きなアルバム?『IT’S A BEAUTIFUL DAY』(70年)の名曲「WHITE BIRD」に次ぐアルバムの2曲目で、失った愛を探し求めるミステリアスなナンバーで、印象に残る1曲です。
IT’S A BEAUTIFUL DAYを初めて聴いたのはCBS SONYのオムニバス盤?『THE SOUNDS OF ROCK REVOLUTION ‘70』に収録された「DON AND DEWEY」でした。
このレコードは、大学生の先輩から貰ったものでした。(当時高校生)CBS SONYのプロモーション用アルバムで、アル・クーパーやジャニス・ジョプリン、マイク・ブルームフィールド、シュギー・オーティス、ジョニー・ウインター、サンタナなどのナンバーが収録されていて、ロックの醍醐味に圧倒された記憶があります。イッツ・ア・ビューティフル・デイは、地味に感じたくらいでした。
このシリーズで先行発売された?『THE SOUNDS OF ROCK REVOLUTION』は、随分後になってから入手しましたが、こちらもBS&Tやシカゴ、モビー・グレープ、スライ&ファミリー・ストーン、フリートウッド・マックなど綺羅星のようなミュージシャンの音源が収録されています。
JUGEMテーマ:アナログ
? 『SEALS & CROFTS / SUMMER BREEZE』(72年)
夏に聴きたくなる1曲「想い出のサマー・ブリーズ」をタイトルにした、彼らの4枚目のアルバムが『SUMMER BREEZE』です。
シールズ&クロフツは、自分たちの音楽の源をペルシャの宗教、バハーイ教においています。美しいメロディーとハーモニー、そしてシールズのギターとクロフツのマンドリンが独特の魅力を持っています。
私が最初に「想い出のサマー・ブリーズ」を聴いたのは、?『HOT MENU’73』(73年)でした。ワーナー/リプリーズ/アトランティックの音源を収録したオムニバス・アルバムですが、ドゥービーの「Listen To The Music」やマナサスの「Colorado」などと共に一遍で虜になったナンバーです。
当時は高校生でした。仲間内では「サマー・ブリーフ(夏のブリーフ)」と呼んで盛り上がっていました。夏になると想い出す1曲です。全米第6位の大ヒット曲です。
JUGEMテーマ:アナログ
「BAR3614」から帰って、『CHER / 3614 JACKSON HIGHWAY』(69年)を聴いています。
1969年4月に新設されたマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ、そのスタジオで最初にレコーディングされたのが、シェールの『3614 JACKSON HIGHWAY』でした。名セッション・ミュージシャンをバックに、ディランをはじめ、バッファロー・スプリングフィールドやオーティス・レディング、アレサ・フランクリンなどのヒット曲を見事にカヴァーしています。
今では、「ジーンズが似合うレコード」や「スワンプ・ロックの名盤」などと言われていますが、リリース当時は、セールス的には失敗だったようです。
しかし、いつ聴いても素敵なアルバムです。それは、ジャケットに写ったミュージシャンたちの表情に表れています。プロデュースは、アリフ・マーディン、ジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドの3人です。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 「淡谷のり子/思い出のアルバム」(66年)
? 『淡谷のり子歌手生活50周年記念盤』(78年)
子どもの頃は怖いおばさんとしか思わなかったけれども、古稀を迎える年になって、やっと魅力がわかりました。
? 先日、手に入れた4曲入りコンパクト盤100円、?もかつて100円で入手しました。
JUGEMテーマ:アナログ
?本日、お客様からジャズのCDを沢山いただきました。大事に聴かせていただきます。TAL FARLOW凄い!(画像1、2)
?安レコ買いはすまいと一度は決心しましたが、高いレコードが買えないので必然的に安レコ買いへと回帰してしまいます。(画像3,4,5ほぼ100円レコード)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
『EMMYLOU HARRIS / WRECKING BALL』(95年)
DANIEL LANOISプロデュースの本作、感動が波のように押し寄せてくるアルバムです。
タイトル曲はニール・ヤング作、ディランやジミヘンなどの作品も取り上げていますが、ルシンダ・ウイリアムスやギリアン・ウェルチのナンバーも取り上げています。中でもルシンダの「SWEET OLD WORLD」は秀逸です。
?『EMMYLOU HARRIS / WRECKING BALL』(95年)
?『LUCINDA WILLIAMS / SWEET OLD WORLD』(92年)
?『GILLIAN WELCH / REVIVAL』(96年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 『BRASS MONKEY / SOUND & RUMOUR』(98年)
英トラッド界をけん引してきたマーティン・カーシーとジョン・カークパトリックが3本の管楽器とバンドを組んだブラス・モンキーは、まさに“異種格闘技”と呼べるような今までにない組み合わせで、新しい挑戦を試みました。83年にリリースされた彼らのデビュー・アルバム?『SEE HOW IT RUNS』(83年)は、日本盤もリリースされて話題になりました。
バンドは、87年に解散しますが、98年にオリジナル・メンバー5人が再結集しアルバムをリリースします。それが今回入手したアルバムです。確実に15年年齢を重ねているはずなのに、パワーアップしています。ヴォーカルも演奏も力強さがアップしています。これがセカンド・アルバムになるのでしょうか。
もう1枚、2015年にダブリンで入手したベスト・アルバム?『the definitive collection』(2006年)を棚から引っ張り出しました。こちらには、ファーストから1曲とセカンドから4曲収録され、その他9曲収録されており、新メンバーのRoger Williams(トロンボーン、チューバ、ユーフォニウム)が加わり、6人になっています。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 『Fairuz / Yesed Sabahak』(1950年代後半)
アラブ歌謡の女王フェイルーズの最初期の音源が収録されたCDを柏のユニオンで発見、迷わず入手しました。
もともとはSP盤でリリースされていた50年代後半の音源をCD化したもので、ダイアモンドの原石のような、初々しいフェイルーズの歌声が昭和歌謡のような演奏をバックに歌われています。フェイルーズは、1935年の生まれですから、20代の音源です。フェイルーズとは、アラビア語で「トルコ石」のことです。「グリーンスリーヴス」も収録されています。
フェイルーズは、80年代後期にワールド・ミュージックのブームの中で日本に紹介されました。
? 『MAARIFTI』(87年)は、日本語タイトル『愛しきベイルート』でリリースされ、戦乱の続く祖国レバノン、そしてベイルートへの熱い想いが胸をうつと評判になりました。このアルバムには「アランフェス協奏曲」が収録され、銃弾の音が入っているナンバーも収録されています。
? 『MAIS EL RIM』(75年)フェイルーズのアナログ盤は、多数リリースされているようですが、やっと1枚アナログ盤を入手しました。
? 『Christmas Concert』(88年)
? 『Fairuz in Concert at The Olympia-paris』(88年)
フェイルーズの音源は見つけると入手しています。
2016年にルワンダへ行った時、成田からカタール航空を利用して、ドーハ経由でルワンダに向かいました。機内の音楽番組はすべて、フェールーズの番組で、改めてアラブ世界での彼女に高い人気に驚かされました。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
モコ・ビーバー・オリーブ、フェイルーズ、ブラス・モンキー、アシュリー・ハッチングス、クラレンス・ホワイトなどなど…。
家に帰って棚をチェックすると、6枚ダブっていました。(画像4)また、やってしまった。
ちなみに先日の買い物では、この4枚がダブっていました。(画像5)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 『Sileas / Delighted With Harps』(86年)
スコットランドのハープ・デュオのファースト・アルバム。このレコードを持っているかどうかで迷いましたが、買って帰って正解でした。CDは持っているけど、レコード棚にはありませんでした。
シーリスはパッツイ・セドンの弾くガット弦のスコテッシュ・ハープとメアリー・マクセスターの弾くメタル弦のハープ。この2種のハープが紡ぎ出すハーモニーと二人の美しいシンギングが魅力的なデュオです。
このアルバムでは、英語とゲーリック語の歌が2曲づつ取り上げられています。「眠れぬ夜の歌」は、有名なゲール語のラブ・ソングです。「鹿首と魚の骨」は、waulking songと呼ばれる歌で、女性たちが機織りや農作業などの際に、仕事にリズムを与え、単調で苦しい作業を楽しく捗らせるために歌われた歌です。
英語で歌われる2曲は、スコッチ・バラッドの代表曲です。「エピー・モリー」は、スコットランド北東部のバラッドで、誘拐し、無理やり結婚しようとした男を逆に張り倒し、家に帰る馬を要求する女性が歌われています。ロバート・バーンズ作の「ジョン・アンダーソン、マイ・ジョー」では、夫のセックスの腕前が衰えたと嘆く女性の歌です。
こんな辛辣な歌が歌われているとはつゆ知らず、美しいハープの音色とシンギングに夢見心地になっています。
? 『Beating Harps』(88年)、?『Harpbreaker』(89年)、?『Play on Light』(96年)
3枚のCDも改めて聴きなおしています。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
? 「MARTIN CARTHY & DAVE SWARBRICK / NO SONGS」(67年)
2人のデュオ盤、7インチ45回転に6曲収録、文字通りインスト音源が収録されています。
? 『John Kirkpatrick & Sue Harris / Among the many attractions at the show will be A Really High Class Band』(76年)
アルビオン・バンドやモリス・オンなどで活躍した二人のデュオ・アルバム。この二人のアルバムは初めて見ました。二人のデュエットやそれぞれのソロ、そして半数は、アコーディオンやオーボエをフューチャーしたインスト・ナンバーが収録されています。得意のモリス・ダンスも登場します。
? 『MILLADOIRO / SON』(82年)
スペインガルシア地方のトラッド・バンド、ミジャドイロのアルバムを発見、82年リリースですから、彼らの初期のアルバムとなります。彼らの音楽は、ケルト音楽やガリシアン・トラッドを中心にクラシックやジャズの要素も取り込んだ音楽です。メンバーがあらゆる楽器を駆使して、独自の音楽を作り上げています。
? 『ミジャドイロ/ガリシアの誘惑』(96年)?『ミジャドイロ/ガリシアの追憶』(96年)は、2枚組ライブを2枚に分けたものです。この2枚も改めて聴いてみます。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
デ・ダナンが1999年にリリースしたアルバム『How the West Was Won』は、デ・ダナンの結成25周年記念のベスト・アルバムです。
2枚組のうちディスク1には、バンドのサード・アルバム『The Mist Covered Mountains』(80年)から10枚目の『Hibernian Rhapsody』(96年)までのアルバムから15曲が収録されています。ドロレス・ケーン、メアリー・ブラック、モーラ・オコンネル、エレノア・シャンレイ、トミー・フレミングと錚々たるヴォーカリストが登場します。特にトミー・フレミングが気になります。『Hibernian Rhapsody』を手に入れて、アルバムを通して聴いてみたいです。とにかくうっとりするような名曲揃いです。
ディスク2は1曲を除いて、『アンセム』リリース後のドロレスを擁してツアーを行ったライブ音源が収録されており貴重です。ドロレスの張りのある歌声が収録されています。
2000年リリースの『Welcome to the Hotel Connemara』は、このふざけたジャケットを見ただけで放置していましたが、聴いてみるとこれがなかなか楽しいアルバムでした。
内容はデ・ダナンによるロックの名曲カヴァー集です。そのリストを見るだけで驚いてしまいます。アイク・アンド・ティナ・ターナー、ゲイリー・ムーア、エリック・クラプトン、エヴァリー・ブラザーズ、ライチャス・ブラザーズ、イーグルス、パーシー・スレッジ、プレスリー、ロッド・スチュアート、プロコル・ハルム、ロイ・オービソン、そして極めつけは「ボヘミアン・ラプソディ」となります。
イーリアン・パイプ、ギター、ホイッスルで奏でる「ラブ・ハーツ」の美しさ、イーリアン・パイプによる「青い影」、「ボヘミアン・ラプソディ」は、ホイッスルが主旋律を奏で、アコーディオンが加わります。カヴァー集と侮れません。
デ・ダナンは、何とアイルランドの切手にもなっているんですね。メンバー・チェンジの激しい、しかし、息の長いバンドです。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
エレノア・シャンレイが加入した2作目、デ・ダナン9枚目のアルバム『1/2 Set in Harlem』は、1991年にリリースされました。ジャケットは地味になりましたが、今回も鳥が登場しています。
エレノアの比重はますます高くなり、全13曲中6曲でエレノアのヴォーカルがフューチャーされています。「Lights Across the May」と「Glasgow Lullaby」の2曲では、ゴスペル・シンガーズがバックで歌っています。ディラン作の「Restless Farewell」やSSW Charlie McGettigan作の「If Anything Happened to You」どの透明感のある歌声は印象的です。特にディランの『THE TIMES THEY ARE A-CHANGIN’』収録曲「Restless Farewell(哀しい別れ)」は、アルバムのハイライトと呼べるナンバーです。
リールやホーンパイプ、ジグなどのダンス・チューンの中にあって、ギターとチャロの音色が美しいインスト・ナンバー「Maam Valley」は、クラシカルな香りのナンバーです。
「The Klezmer Hornpipes」では、Jewish トラッドを取り上げたりと、さまざまな音楽にチャレンジしているバンドのようすがよくわかります。
92年に横浜で開催された“WOMAD 92 YOKOHAMA”に来日したデ・ダナンは、『1/2 Set in Harlem』録音時のメンバーです。当時はまだアイリッシュ・トラッドに興味を持っておらず、彼らのステージを素通りした記憶があります。フェアポートみたいだなという感想は持ちましたが、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンやサンディーなどに夢中でした。
前年の“WOMAD 91 YOKOHAMA”には、ユッスー・ンドゥールやシェブ・ハレド、ザ・ポーグスなど綺羅星のようなミュージシャンが来日して“WOMAD”は忘れられない思い出です。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
ドロレス・ケーンに代わってエレノア・シャンレイがバンドに加入したデ・ダナンの8枚目のアルバム『a jacket of batteries』は、1989年にリリースされました。
大空に翼を広げて飛ぶ鷹のジャケットでつかみはOKです。アルバムは、リールやワルツなどのダンス曲が半分、あとの半分はエレノアが歌うナンバーが収録されています。珍しくゲール語で歌う「TAIM I MO SHUI」、スペインのカタルーニャをテーマにした「CATALONIA」や「CARRICKFERGUS」でのエレノアの美しい歌声が印象的です。デ・ダナンは3人の女性シンガーが有名ですが、4人目の女性シンガー、エレノア・シャンレイも魅力的です。
今回のアルバムでもフィル&ジョン・カニンガムが3曲提供しており、中でも「MANDELA」は、反アパルトヘイトの闘士、ネルソン・マンデラを讃えたナンバーで、アルバムのハイライトでもあります。
「MOUNTAINS OF POMEROY」は、美しいギター・インスト・ナンバーです。アルバムのラストを飾るのは、おなじみのビートルズ・ナンバー「エレノア・リグビー」です。トラッド・アレンジのインスト・ナンバーに仕上げています。
JUGEMテーマ:アナログ
ドロレス・ケーン復帰2作目となったディ・ダナンの7枚目のアルバム『Ballroom』は、1987年にリリースされ、傑作との誉れ高いアルバムです。『Song For Irelannd』(83年)から続く名盤のうちの1枚で、“De Danann”から”De Dannan“にバンド名を変更しています。どうやらこのアルバムが、デ・ダナンの日本でのデビュー・アルバムのようです。
バンドはこのアルバムで、女性チェリストのキャロライン・ラヴェルをバンドに迎えています。本来トラッド・バンドにチェロはなく、大胆な採用といえますがチェロの音色が違和感なくバンドに溶け込んでいます。アルバム・タイトルのボールルームとは、ダンスをする会場のことです。毎回、半数以上のナンバーをダンス音楽が占めるデ・ダナンのアルバムですが、今回もジグやリール、ホーンパイプ、ワルツといったダンス・チューンで、スリルに富んだ演奏を聴かせています。今回、ユニークなのは「ユダヤのリール」ジューイッシュ・リールで、ユダヤ系アメリカ人から教わったもので、東ヨーロッパの香りが漂っています。
ドロレスが歌う4曲は、どれもが素晴らしく「テディ・オニール」は、アメリカへ移住する恋人との別れを歌った移民ソング。「THE SWEET FORGOT-ME NOT」は、オハイオ州で19世紀の終わりごろに採取されたトラッド・ソングです。「FAR AWAY IN AUSTRALIA」も移民の歌で舞台はオーストラリアです。「ALL THE FINE YOUNG MEN」は、SSWエリック・ボーグル作の反戦歌です。ドロレスのパートナー、ジョン・フォークナーのギターが美しい音色を奏でています。
アルバムのラストを飾るのは、5曲のワルツ・メドレーです。途中でサポート・ヴォーカリストのブライアン・バークの渋いヴォーカルが聞こえてきます。そして静かにボールルームの幕が閉じられます。
JUGEMテーマ:アナログ
メアリー・ブラック在籍2作目となったディ・ダナンの6枚目のアルバム『Anthem』は、1985年にリリースされました。その『Anthem』には、バンドに復帰したドロレス・ケーンが加わり2大女性シンガーを擁した贅沢なアルバムになりました。
今回のビートルズ・ナンバーは「Let It Be」,ドロレスのリード・ヴォーカルのバックで、モーラ・オコンネルが歌っています。
もう一曲ドロレスが歌う「Anthem For Irelannd」は、凛とした歌声が沁みて、アルバム中のベスト・トラックの1曲です。メアリーが歌う2曲「Johnny I Hardly Knew Ye」「Paddy’s Lamentation」 は、いずれも反戦歌ですが、特に前者のメアリーの悲しみ溢れる歌声はベスト・トラックといえる出来栄えです。
フィル&ジョン・カニンガムの作品「Diglake Fields」では、メアリーとドロレスのデュエットを聴くことができます。互いに盛り立てあう、絶妙のコンビネーションを聴かせます。このアルバムも間違いなく名盤の1枚です。
JUGEMテーマ:アナログ
メアリー・ブラックは、ソロ・シンガーとしてアイルランドの女性シンガーたちの第1人者として活躍しますが、それ以前のメアリーの若々しい歌声を聴くことができます。軽快なダンス・チューンに混じって、メアリーのヴォーカルをフィーチャーしたタイトル曲「Song for Ireland」など3曲が収録されています。
アルバムのラストを飾る「Barney From Killarney」では、Brendan Reaganが歌い、メアリーとモーラ・オコンネルが加わり、コミカルなナンバーに仕上げています。ダンス・チューン共々、充実した内容で初期の名作と呼べるアルバムです。
JUGEMテーマ:アナログ
デ・ダナンは、1975年にフランキー・ゲイヴィンやアレックス・フィンなどを中心にゴールウェイで結成されました。
デヴュー・アルバム『De Danann』(75年)は、ドーナル・ラニーがプロデュースし、ドロレス・ケーンがヴォーカリストとして参加していますが、ジョン・フォークナーと結婚し、アルバム1枚に参加しただけでバンドを去っています。その後、アンディ・アーヴァインがバンドに迎え入れられますが、1曲もレコーディングをしないままバンドを去っています。
『De Danann』(75年)は、手元に音源がないので想像するしかないのが残念です。
セカンド・アルバムの『Selected Jigs Reels and Songs』(76年)は、タイトルが示すとおり、ダンス音楽を中心としたアルバムで、DonegalやKerry,Dingle,Galway,Sligoなどのダンス音楽を取り上げています。4曲でJohnny Moynihanが歌っています。このアルバムは、マスターテープを紛失したためCDはリリースされないようです。
サード・アルバム『The Mist Covered Mountain』(80年)から、ジャッキー・デイリー(アコーディオン)がバンドに参加しています。また二人のベテラン・トラッド・シンガーを招いています。Sean O Conaireはコネマラ出身でゲールタハトで有名な地域のシンガーです。もう一人のシンガーTom Phaidin Tomは、このレコーディングの数か月後に亡くなっています。85歳でした。
4枚目のアルバム『De Danann』(75年)には、モーラ・オコンネルが参加し、3曲で可憐な歌声を披露しています。アルバムのリリースに先行してリリースされたシングル「Hey Jude」は、インストルメンタルでカヴァーし、アイルランドでヒットしました。以後、デ・ダナンのアルバムには、ビートルズ・ナンバーが1曲収録されるようになりました。エロ歌の「The Cuckoo’s Nest」も収録されていますが、インストルメンタルで歌がありません。アルバム・ラストの「I’m Leaving Tipperary」は珍しくフランキー・ゲイヴィンが歌っています。
『De Danann』(75年)から『De Danann』(75年)までの4枚から選曲された『Best of De Dannan』(81年)は、4枚から満遍なく収録されており、ファースト・アルバムからも2曲、ドロレスが歌うナンバーが収録されています。モーラが歌うナンバーも2曲収録されています。ジャケットに写る二人も若いですね。
JUGEMテーマ:No Music, No Life
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
CDなら2千円台でしたがLPは4,400円で迷いましたがLPを入手しました。結果、レコードで良かったと思っています。じっくり聞くには、A面が終わったらレコードをひっくり返してB面をかけるという間が大事だなと改めて感じました。
『ありがとう』は、フローラル、エイプリル・フールを経て、ソロ・シンガーとしてのデビュー・アルバムです。細野晴臣をはじめ鈴木茂や松本隆などがバックを務め、はっぴいえんどを彷彿させるサウンドに乗せて、小坂のジェイムス・テイラーのようなヴォーカルが爽やかなアルバムに仕上がっています。その後歌い続けることになる「機関車」は、細野のフラット・マンドリンをバックにフォーキーなナンバーになっています。やはり持っていたい1枚ですね。
? 『小坂忠/ありがとう』(71年)
? 『ほうろう』(75年)
? 『CHEW KOSAKA SINGS』(76年)
? 『機関車から機関車へ』(77年)
JUGEMテーマ:アナログ
JIMMY WEBBをはじめGALLAGER AND LYLEやPAUL WILLIAMS,STEPHEN BISHOP,JULES SHEARなどの作品を取り上げ、見事に仕上げています。
?は全曲JIMMY WEBBの作品を取り上げ、THE CHIEFTAINSも客演しています。
? 『ART GARFUNKEL / ANGEL CLARE』(73年)
? 『BREAKAWAY』(75年)
? 『WATERMARK』(78年)
? 『FATE FOR BREAKFAST』(79年)
? 『SCISSORS CUT』(81年)
? 『THE ART GARFUNKEL ALBUM』(85年)
? 『JIMMY WEBB / ANGEL HEART』(82年)
? 『GALLAGHER AND LYLE / BREAKAWAY』(76年)
? 『FUNKY KINGS』(76年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 『KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』(69年)
? 『モルゴーア・クァルテット/21世紀の精神正常者たち』(2012年)
『Schizoid Dimension / A Tribute to King Crimson』(97年)
『G.Lasts…tribute to GODZILLA 50th』(2004年)
『SEX MACHINGUNS / S.H.R. 〜セクシー・ヒーロー・レヴォリューション〜』(2001年)
? 『KING CRIMSON / ISLANDS』(71年)
? 『ROSS TOMPKINS / LOST IN THE STARS』(77年)
? 『SPACEDISC SPECIAL EDITION ASTRONOMY』(86年、LD12,800円)
? 『KING CRIMSON / Larks’ Tongues in Aspic』(73年)
? 『TAGOMAGO / PRELUDE FOR AFTERNOON』(2002年)
JUGEMテーマ:No Music, No Life
? 『THE VELVET UNDERGROUND & NICO』(67年)
? 『THE VELVET UNDERGROUND / LIVE MCMXC?』(93年)
『CHRIS REA / GOD’S GREAT BANANA SKIN』(92年)
『THE DEAD MILKMEN / SMOKIN’ BANANA PEELS』(89年)
『NPDisc-BEST-NATURAL PUNCH DRUNKER』(2008年)
『バンバンバザール / 新宿駅で待ってた』(2000年)
『THE DANDY WARHOLS / WELL COME TO THE MONKEY HOUSE』(2003年)
?『THE ROLLING STONES / STICKY FINGERS』(71年)
? T-shirt
?の右下は、?のパロジャケでもあります。
JUGEMテーマ:アナログ
JUGEMテーマ:No Music, No Life
]]>
? 『PINK FLOYD / ATOM HEART MOTHER』(70年)
? 『CASH COWS / XTC他』(80年)
? 「PUFFY / 夢のために」(99年)
? 『BLINK182 / DUDE RANCH』(97年)
『ルインズ波止場/CLOSE TO THE RH嬉嬉』(2003年)
『GOVINDA / ATOM HEART MADRAS』(97年)
『THE ORDINARY BOYS / OVER THE COUNTER CULTURE』(2004年)
『PRIDE & GLORY』(94年)
『LADYBUG / FLASH』(2004年)
『EUGENIUS / OOMALAMA』(92年)
? BAG
? T-shirt
JUGEMテーマ:No Music, No Life