23日に開催した第3回レコード・コンサート「ワイト島音楽フェスティバル」には、シャムロックらしく埼玉、茨城、群馬、栃木から来られたお客様とともに、ブッチ・キャシディ氏のナビゲーションにより、1970年にタイムスリップするレコード・コンサートとなりました。
当日紹介したレコードは、次のとおりです。
? 『テイスト/ワイト島フェスティバルLIVE盤』
? 『ドアーズ/ドアーズ』
? 『シカゴ/シカゴの軌跡』
? 『フリー/フェースト』
? 「プロコル・ハルム/ホンブルグ」
? 『ジェスロ・タル/アクアラング』
? 『ジョニ・ミッチェル/レディース・オブ・ザ・キャニオン』
? 『レナード・コーエン/哀しみのダンス』
? 『k.d.ラング/ヒムズ・オブ・ザ・フォーティナインス・パラレル』
? 『ムーディー・ブルース/童夢』
? 『エマーソン・レイク&パーマー/タルカス』
? 『ジミ・ヘンドリックス/ワイト島ライブ盤』
? 『マイルス・デイヴィス/ワイト島ライブ盤』
? 『マイルス・デイヴィス/ビッチェズ・ブリュー』
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ハンク・ウイリアムスのトリビュート・アルバム、このタイトルは、見事にハンクの音楽を表しています。
ハンクをリスペクトするミュージシャンたちが集結して、2001年にレコーディングした『タイムレス』には、ボブ・ディラン、キース・リチャーズ、ジョニー・キャッシュ、マーク・ノップラーなどのゴキゲンなカヴァーが収録されています。中でも、エミルー・ハリスとルシンダ・ウイリアムスの二人が参加しているのが嬉しいです。
エミルーが取り上げた「ALONE AND FORSAKEN(見捨てられて)」は、ハンクの生前にはオフィシャル化されなかった作品です。ハンクの大ファンだというエミルーが、切々と歌い上げています。
一方のルシンダ・ウイリアムスは、大ヒット・ナンバー「コールド・コールド・ハート」をカヴァーしています。ルシンダは、堂々とした歌いっぷりで、聴くものをルシンダ・ワールドへ誘います。
? 『Hank Williams / TIMELESS』(2001年、国内盤)
? 『Hank Williams / TIMELESS』(2001年、EU盤)
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先日、お店で話題になったヌスラット・ファテ・アリ・ハーンですが、92年3月の新宿厚生年金会館ホールの公演に行っていました。その後、92YOKOHAMA WOMADでの9月5日のステージも観ています。
当時、中村とうようさんの一押しのアーティストでした。カッワーリは、パキスタンとインドで行われるイスラム教の礼拝音楽です。ヌスラットが発する強靭な声とグループ全員のハンド・クラッピングによる躍動的なビートは、強力なインパクトで迫ってきました。
CDを棚から引っ張り出したら8枚もありました。
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5日に北浦和DUで手に入れたCD『DETTY KURNIA / TONG SOLOGOTO』を機に、デティ・クルニアを聴いています。
デティは、ポップ・スンダの女王と呼ばれています。ジャワ島西側のスンダ地方、その文化をバックにスンダ語で歌われるポップスがポップ・スンダです。
キュートな歌声のデティのバックには、シンセ、ギター、ベース、ドラムスの他に、クンダン(タイコ)やスリン(竹笛)などの民族楽器が使われ、チャンプルーな音色を奏でています。日本盤には、久保田麻琴氏がプロデューサーとしてかかわっています。
? 『デティ・クルニア/ボンチェン・ドン』(83年)
? 『ほほえみを私に(KA ABDI)』(85年)
? 『Detty Kurnia / TONG SOLOGOTO』(86年カセット・テープ)
? 『ラユンガン』(88年)
? 『トン・ソロゴト』(90年)
? 『ダリ・スンダ』(91年)
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5日北浦和DUで入手した標記アルバムは、74年リリースのコンピレーション盤で、64年のデイヴィ・グレアムとのデュオから74年のエッチンガム・スティール・バンドまでの時期の音源が14曲収録されています。
特に『No Roses』(71年)や『Morris On』(72年)などシャーリーがバンドをバックに歌っていた時期の作品が数多く収録されています。
姉のドリー・コリンズをはじめ、リチャード・トンプソンなどのフェアポート勢やバリー・ドランスフィールド、ジョン・カークパトリック、マディ・プライア、ニック・ジョーンズなどの名前を見ただけで、アルバムの素晴らしさが伝わってきます。心地よい1枚です。
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(スルタンハイ)
? 『喜多郎/シルクロード天竺』
? 『サンタナ/キャラバンサライ』(72年)
(エフェス)
? 「ポール・モーリア・オーケストラ/エーゲ海の真珠」(70年)
(第1ボスポラス橋)
? 「庄野真代/飛んでイスタンブール」(78年)
? 「ムーンライダーズ/イスタンブール・マンボ」(77年)
(ボスポラス海峡クルーズ)
? 「渡辺真知子/かもめが翔んだ日」(78年)
(ユスキュダル(ウスクダラ))
? 「江利チエミ/ウスクダラ」(54年)
? 「江利チエミ/串かつソング(シシ・カバブ)」(57年)
? 「ムーンライダーズ/ウスクダラ」(77年)
(トルコ)
? 『Oriental Music? TURKEY』
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スティール・ドラムの音色を最初に聴いたのは、『ヴァン・ダイク・パークス/ディスカヴァー・アメリカ』(72年)でした。難解だった前作の『ソング・サイクル』(68年)に比べてわかりやすく、一度聴いただけで虜になってしまいました。
一時期、レコードからCDに切り替えたのに、再び、レコードを聴くようになったのは、『アル・スチュアート/ラブ・クロニクルズ』と『ヴァン・ダイク・パークス/ディスカヴァー・アメリカ』(72年)のCDが手に入らなかったからでした。
パークスは、前年の71年に『エッソ・トリニダード・スティール・バンド』をプロデュースし、バンドを前面バックアップしています。アメリカから漂流してきたドラム缶を使ってつくられたスティール・ドラムは至福の音色を奏で、まるで天国の調べのようです。産業廃棄物からこんな美しい音楽が生まれるなんて耳を疑ってしまいます。
そんなバンドが、67年にリリースした2枚のアルバムが、2in1CDになっていました。『CALYPSO CHRISTMAS』は、おなじみのクリスマス・ナンバーを迫力あるスティール・ドラムで演奏し、意外な相性の良さを発揮しています。
『ON TOUR』は、当時のポップ・ナンバーをひたすらハッピーに演奏しています。貴重な音源を“OLDAYS RECORDS”のカタログから見つけ入手しました。
?のようなノー天気なバンドもあります。
? 『THE ESSO TRINIDAD STEEL BAND』(71年)
? 『VAN DYKE PARKS / DISCOVER AMERICA』(72年)
? 『THE ESSO TRINIDAD STEEL BAND / CALYPSO CHRISTMAS』(67年)
? 『THE ESSO TRINIDAD STEEL BAND / ON TOUR[』(67年)
? 『THE SHRINE CLOB OF PUERTO RICO STEEL BAND』
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2月13日、大宮での帰り道に立ち寄ったDUで入手しました。多分持っているだろうなと思いながらGETして正解でした。持っていたのは、CDでした。
若き日のスウォーブリックが主役のインスト・アルバムです。スウォーブのフィドルとマンドリンをメインにギターのみという最低限のバックで主役を際立たせています。まさに名盤です。
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ティファナ・ブラス4作目のこのアルバムは、65年にリリースされ、全米ナンバー・ワンに輝いた作品です。全米7位のヒット・シングル「蜜の味」のほか、『オールナイトニッポン』のテーマ曲「ビタースィート・サンバ」が収録されています。イントロを聴いただけで、青春時代にタイム・スリップしてします胸キュン・ソングです。名盤です。
さて、このアルバム、クリームまみれの美女が印象的で、数々のパロディ・ジャケットを生み出しています。
そのうちの1枚が、『PAT COOPER / SPAGHETTI SAUCE & OTHER DELIGHTS』です。アメリカのコメディアンがスパゲッティにまみれていますが、触手が伸びないジャケットですね。A面には漫談が収録されている迷盤です。
? 『HERB ALPERT’S TIJUANA BRASS / WHIPPED CREAM & OTHER DELIGHTS』(65年)
? 『PAT COOPER / SPAGHETTI SAUCE & OTHER DELIGHTS』(67年)
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他のGSのようなアイドル路線でなく玄人受けするバンドでした。当時、「あなたが欲しい」や「アリゲーター・ブーガルー」がヒットしましたが、レコードを手に入れるまでには至っていませんでした。
今では中古レコード店でもレコードを見ることはありませんでしたが、数年前にCDを何枚かとレコードを1枚手に入れました。オリジナルもカヴァー曲も魅力的です。今更ながら注目のバンドになりました。
? 『ザ・ハプニングス・フォー/クラシカル・エレガンス』(69年)
? 『ハプニングス・ア・ゴーゴー』(2005年)
? 『決定版!R&Bベスト16』(71年)
? 『決定版!R&Bベスト16+3』(2008年)
? 『GSオリジナル・ストック3』
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この画像を見て“オー!”と思った人、私と同じ過ちを犯しています。ジャケットを見てどれがジーン・クラークかと探しても見つかりません。残念ながらこのレコード、ジーン・クラークとは縁もゆかりもありません。
それにしても紛らわしいバンド名ですが、RCAビクター系列のコルジェム・レーベルがモンキーズに継ぐバンドとして売り出そうとしたようですが、キャッシュ・ボックス誌ランキングで69位程度だったようです。若い男性5人組で、ウエストコーストのバンドらしい爽やかな歌を聴かせてくれます。
画像3からは、1月3日御茶ノ水での収穫です。
? 「LEWIS AND CLARK EXPEDITION / I FEEL GOOD(I FEEL BAD)」
? 『THE FANTASTIC EXPEDITION OF DILLARD & CLARK』(68年)
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英国フォーク界の至宝シャーリー・コリンズ、アナログ盤は結構な値段が付けられていてなかなか手が出ません。時々リーズナブルな値段で出ていると必ず入手します。昨年暮れに北浦和で見つけた?もすぐに入手しました。
『The Power of the True Love Knot』は、68年にリリースされた比較的初期の音源です。姉のドリーがflute-organやdulcimerなどの演奏とarrangementsで参加しており貢献大で、実質的に姉妹のデュオ・アルバムとなっています。
プロデュースは、ジョー・ボイドが担当し、マイク・ヘロンとロビン・ウイリアムソンがゲスト参加し、3曲で演奏しています。「Just As The Tide Was Flowing」は、アルビオン・カントリー・バンドの『No Roses』で再演しています。
このアルバムもシャーリーの他のアルバム同様、凛とした歌声が際立つ美しいアルバムです。シャーリーに外れなし。
? 『Shirley Elizabeth Collins / False True Lovers』(1960年)
? 『Shirley Collins / The Power of the True Love Knot』(1968年)
? 『Shirley & Dolly Collins / Anthems in Eden』(1696年)
? 『Shirley & Dolly Collins / Love, Death and the Lady』(1970年)
? 『Shirley Collins and the Albion Country Band / No Roses』(1971年)
? 『Shirley Collins / A Favourite Garland』(1974年)
? 『Shirley Collins / Amaranth』(1976年)
? 『Shirley Collins / Lodestar』(2016年)
? 『Shirley Collins / Heart’s Ease』(2020年)
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新年あけましておめでとうございます。今年の聴きはじめは、昨年暮れにやっと手に入れたサンディ・デニーのファースト・ソロ『ザ・ノース・スター・グラスマン・アンド・ザ・レイヴンス』のアナログ盤です。
盟友リチャード・トンプスンやフォザリンゲィのメンバーをバックに、サンディの凛々しい歌声が収録されています。サンディの代表曲となる「LATE NOBEMBER」や「JOHN THE GUN」が収録されたサンディの最高傑作です。
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9月に行ったレコード・コンサート“ウッドストック編”に続いて、2回目のレコードコンサー“箱根アフロディーテ編”を、12月24日に行いました。
1971年8月に箱根芦ノ湖畔で開催された日本初の野外ロック・フェスティヴァル『箱根アフロディーテ』。この伝説のロックフェスを若き日に体験したブッチ・キャシディとj.k.nolenが、ヘッドライナーのピンク・フロイドの奇跡的なパフォーマンスをはじめとして、国内外の参加アーティストの演奏を辿りながら当時の熱狂と興奮を振り返りました。
クリスマス・イブにも関わらず、多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
当日かけたレコード
? 『フライド・エッグ/グッバイ・フライド・エッグ ライブ盤』
? 『ハプニングス・フォー/決定版!R&Bベスト16』
? 『モップス/1969−1973』
? 「1910フルーツガム・カンパニー/サイモン・セッズ」
? 「トレイン」
? 「バフィー・セント・メリー/サークル・ゲーム」
? 『ピンク・フロイド/ウマグマ』(69年)
? 『原子心母』(70年)
? 『おせっかい』(71年)
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レコード市場の評価は、需要と供給の関係で決まってくるという認識を持っています。良いレコードが高くて、良くないレコードが安いということがレコード市場には通用しません。
ではサンドパイパーズの日本での評価はどうでしょうか。当時それほど売れたという記憶がないのに100円コーナーや200円コーナーで良く見かけます。ということは日本での評価が低いということではないでしょうか。けれども中学生の頃からソフト・ロックやハーモニーの美しいグループが好きだった私は、今でもサンドパイパーズを見つけると入手しています。
先日も『today / the sandpipers』を入手しました。このアルバム、ジャケットは彼らのセカンド・アルバム『The Sandpipers』のジャケットを使い回ししていますが、どうやら日本編集盤のようです。ジャケットだけでも十分魅力があります。
ハーブ・アルパートに見出されてA&Mからデビューしたサンドパイパーズは男性3人組、聖歌隊出身らしく美しいハーモニーと、スペイン語で歌うラテン・テイストを売りにしたグループです。
プロデューサーは、トミー・リピューマ、アレンジャーは、ニック・デ・カロやペリー・ボトキンJRなどが参加し、3人を支えています。3人ともビートルズのファンを公言しており、アルバムには必ずビートルズ・ナンバーが収録されており、時々スペイン語・ヴァージョンを披露しています。そんなところも、このグループに魅力の一つです。
当時は、レターメンやヴォーグス、アソシエーション、タートルズなど、ソフト・ロックの全盛期でした。
? 『THE SANDPIPERS / GUANTANAMERA』(66年)
? 『Softly』(68年)
? 『Spanish Album』(69年)
? 『Today』(71年)
? 『GREATEST HITS』(70年)
? 『GOLDEN PRIZE』(71年)
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